散歩して本読んでラーメンで幸せ

散歩して本読んでラーメンで幸せ

散歩したり本を読んだりしてラーメンを食べて幸せになった時のことを日記にしてます。

カネキッチン ヌードル 特製醤油つけめん 東長崎駅

f:id:kumasi:20170501042523j:plain

今年になって何度も来てしまう街、それが東長崎です(*'ω'*)b 以前は通り過ぎるだけで降りる機会の無い駅でしたが、最近は個性的な一杯から伝統的な一杯と魅力あふれるお店の存在に気づいてから散歩コースの筆頭として外せない場所となってます♪

今回食べに行ったのはカネキッチンヌードルさんです。

横文字の屋号がどこか近代的ですし、オープンしたのも去年の12月なので比較的新しいお店ですね。

ちょっとしたラーメンの紹介記事にはサラッと登場していて、ミーハーな僕は近所ということもあり一度食べに行ったところ、醤油ラーメンがとても美味しかった印象があります。

 

その一杯もいつか日記に書こうと思いつつ、また食べに行ったら今回はつけ麺が登場していたので嬉しくてキーボードをたたいてます(^ω^)b 以前お邪魔した時は塩と醤油と煮干しの三種類のラーメンしかなかったのでつけ麺は無いお店なんだろうなと思っていました。

f:id:kumasi:20170501042549j:plain

まずはカウンターにある無駄の無い能書きを拝見。

とても読みやすくて素材の魅力というよりも、どんなものが使われているか一目で分かるシンプルな構成はスタイリッシュです♪ 僕は結構長めの能書きが好きですが、こういう短めでビシっとしたスタイルも良いなぁと心揺れますね(*^_^*)

特に鶏スープの材料が豪勢な印象を受けます。

f:id:kumasi:20170501042620j:plain

こちらは醤油タレの説明書きで、どこから取り寄せていてどんな組み合わせなのか短い文体で語ってくれるので、ラーメンについて知識の乏しい一匹の雄(おす)にとっては貴重な学びの場となります♪ 塩タレの説明はとてもシンプルですね。

本当は塩ラーメンを食べに来たのですが、つけ麺が食べれるとあれば後回しにせねば。

f:id:kumasi:20170501042657j:plain

お洒落なお水の容器とシンプルな卓上調味料がお店の雰囲気とマッチしています。

 

お店の場所はかなり駅から近くて最高の立地なのですが、二階に店舗を構えているため、初訪問時はかなり探すのに苦労した思い出がよみがえります。

東長崎駅の南口を降りてすぐにある商店街を上を見ながら歩けば簡単に見つけることが出来るのですが、普段から視線が上に向かない僕としては盲点な場所でした(;^_^A

f:id:kumasi:20170501042533j:plain

そしてやってきたつけ麺のタレがこちら。 サラッとした美しいつけダレに色紙切りのようなネギが漂う品のある出で立ちに良いものを見たというほっこり感を受けます。

ラーメンの魅力であるジャンク感が無い新しいタイプのスタイルで、お蕎麦のお汁みたいな和風な雰囲気ですね。

f:id:kumasi:20170501042727j:plain

こちらは特製のトッピング仕様の麺でございます。

いつもなら美味しそうという感想が先に出ますが、カネキッチンさんの盛り付けは食欲と同時に、普段なら使うことの無い一匹の雄(おす)の中に眠る美しさを愛でる気持ちも刺激してきます(*´ω`)b

 

で、ラーメンのお味は…。美味しいっす! 一つ一つの具材の美味しさが際立ち過ぎて、ラーメンと比べたら一体感という点では負けますが、麺の美味しさにスープの旨さ、そしてトッピングのレベルの高さが別々に味わえるのがなんとも楽しい逸品。

麺とスープの掛け算とした美味しさではなく、最初から高い数値の足し算で成り立つくらい一つ一つの具材の魅力を感じられるので、ラーメンを注文するなら普通の方が良いかと思いますが、つけ麺を注文するなら特製をぜひ選んでいただきたいです♪

 

チャーシューは僕の大好きなコンフィというじっくり加熱タイプの若干レアな食感も楽しめる素晴らしいものなのでスープの熱の影響を受けずに全部食べることが出来る嬉しさや、ちょっぴりつけダレに浸して旨みをプラスして食べるなどトッピングの楽しみ方をじっくり選べます(^◇^)b

あと麺の美味しさもレモン汁をかけただけでつけダレに浸さない状態でも十分に味わえますし、ラーメンよりも気持ちゆっくり食べたいあなたにもオススメしたい一杯☆彡

f:id:kumasi:20170501042749j:plain

昔と変わらぬ技術で作ったラーメンも凄く美味しいけれど、新しい技術で作られた一杯も堪らない美味しさなので、カネキッチンさんで食べたら、また歴史のあるラーメンも食べたくなるそんな素敵なお店。

 

まだ新店ということもあり、ずば抜けた清潔感と親しみやすい接客も加味するとラーメンの美味しさに更なるダメ押し的な魅力を感じずにはいられないので、とりあえず全メニューを味わい尽くしたい衝動が湧きます(`・ω・´)b 

とても美味しゅうございました。ごちそうさまです☆彡

(辛口評価)香麺処 空 空特製醤油 人形町

f:id:kumasi:20170426110937j:plain

先日素敵な時間を過ごしたラーメンオフ会から早一週間ですが、その前日に食べたお店をご紹介させていただきます。

場所は人形町でこの街に来たのは初めてですが、なかなか趣があって素敵な場所ですね。

水天宮も近いので、お参りをした後に人形町を散歩して浅草橋まで散歩するのも良いですし、水天宮から門前仲町まで歩くのも楽しそうです。

 

僕はたまにラーメンブログを書いている人の記事を読んでいるのですが、かなりのパンチの効いたレビューを書く方が今回行くお店を手厳しく評していたので、むしろどんなものかな? と好奇心が沸き立ち人形町へ。

f:id:kumasi:20170426110954j:plain

初めて降りる駅からは若干見つけにくい場所にあった空さんですが、中に入ると僕の大好きな能書きがたっぷり♪ 一杯に賭けるこだわりや魅力などは食べる前に知っておくとより美味しく感じますからね。

鶏塩らーめんの方が先にあるので塩の方がオススメなのかもしれませんが、醤油味が好みなので今回は特製醤油をお願いします。

f:id:kumasi:20170426111003j:plain

素材はもちろん香りや出汁を取るときの温度やタイミングに器までこだわりを詰め込んだ一杯のようですね(^◇^)b 素材の産地や化学的に証明された旨みの引き出し方に和食・フレンチ・イタリアンの料理人のプライド入りらしいですが、かなり力の入ったご紹介には期待が高まりますねぇ。

f:id:kumasi:20170426111010j:plain

食材の数々を丁寧に書かれているため待ち時間に退屈することはなさそうです。

40種類以上の食材を使用したこだわりのラーメンというのが一番分かりやすいキャッチコピーかなと思いました。

若干長めの紹介文なので切り詰めれるところもありそうですが、個人的には素晴らしい能書きなので、食べる前の時間からこれから食べれる一杯の履歴書としては他店よりも僕は好印象を受けます。

 

あと、店内はとても狭いですし、店員さんとの距離も近いからこのような能書きが無いと待ち時間も若干辛いですし、携帯を常にいじっているのも性分に合わないのでいかに待ち時間を演出するかもお店の工夫の場の一つだと思います。

f:id:kumasi:20170426111057j:plain

ちなみに卓上の調味料は豊富ですし、香辛料に関するこだわりはラーメンの素材に引けを取らないもののようです。

まぁ、僕は基本的に麺よりもスープを楽しむ食べ方なのでこれらのこだわり調味料のお世話になることはないのですが、胡椒などで風味のアクセントを大切にするあなたとならこのお店のコンセプトとは波長があるかと思います。

f:id:kumasi:20170426111025j:plain

そしてやってきた一杯はこちら! 一番最初に貼ってある画像のようにふた付きの状態で提供してくれるスタイルは初めてだったので、好奇心にビリビリきましたね!

 

この丼は美濃焼の特注品とのことで、美的センス皆無の一匹の雄(おす)にはありがたみは伝わりませんでしたが、ハイセンスで器にもこだわるあなたの期待には食べる前から応えてくれる姿勢を感じちゃうのでは? 僕は器よりもこの演出が好みです♪

f:id:kumasi:20170426111033j:plain

ふたの裏側は吐血気味のニコちゃんマークが♪ 個性的ですねぇ(;´▽`A`` 

 

で、ラーメンのお味は…。ちょいと薄味気味ながらも個人的には最も好きな味わいの綺麗な出汁の採り方をされた上品な一杯! 身震いするほど好みな味わいに遠出をして食べに来て良かったと心底おもいました(^◇^)b

 

特製にはしたもののパワフルな具材という感じはなく、和食を連想するような滋味を強調した雅なスタイルですね。

 

皮つきのレンコンチップスに瑞々しい竹の子や薄味のメンマにしっとりと品のある鶏チャーシューに鶏の節など、どれも王道ラーメンではお目にかかれない個性を発揮されていて食べる楽しさが止まりません。

個人的に最も美味しかったトッピングは鶏のお団子です。

多分特製にしかつかないのかな? とは思いますが、すっごくふわふわで鶏の優しい旨味と口当たりは僕の浅めの人生の中ではトップに輝く肉団子! トッピング出来るなら次は特製じゃなくてこのお団子を多めに入れたいなと思える幸せボール。

 

あとは麺とスープの水準も高いと思えましたし、僕が40代、50代になっても食べ続けたいと思える繊細でいて体に優しめの美味しさでした( ^)o(^ )b きめ細かいオブラートのような薄い旨味を何層にも何十層にも重ねたような丁寧なスープには魅了されました。

f:id:kumasi:20170426111110j:plain

普段はご馳走様だけで出ますが、とても美味しかったことのお礼を言うと若干塩対応でしたから実は醤油よりも塩を食べて欲しいという隠されたメッセージかなと思いつつも、多分店主さんではないと思いますし、従業員の方がこの味を再現できるなら、それはそれで凄いことだと思いました。

 

ですが、先日お店のツイッターを拝見したところ今はお店を休業されているようです。

麺もスープもすべて見直ししたいためという理由のようですが、個人的に凄く美味しい! と思えたお店を見つけたのに店主さんの研究期間に入ったようです(´;ω;`) 

味の好みは人それぞれだと僕も思っていますし、せっかく出会えた個人的に理想に近い味わいの一杯が店主の探求心によって失われるという点においては非常にガッカリしたお店でもあります。

 

失礼ながら言わせていただければ、僕は素晴らしい一杯と思えたし、このお店の美味しさに心惹かれた人もいると思うのに、そんな期待を見逃して研究熱心さを発揮するのはもう少し時間をおいてからでも良いのでは? と思えた一匹の雄(おす)です。

 

お店の経営や理想の実現ってほんとうに難しいことなんだなと思えたお店であり、また自信を持って営業してほしいと思えるお店でした。

より個人的な意見を言わせてもらえば僕の老後の楽しみとしてなにとぞ復活の程を!(うるさい)

あと、とても美味しかったです。ごちそうさまでした☆彡

餃子ラーメン 井の庄 石神井公園

f:id:kumasi:20170428185719j:plain

先日は茶香つけめんというハイセンスィティブな一杯に驚かされた名店井の庄さんへまたお邪魔してきました。

夜の限定ラーメンは「餃子MAXラーメン」でございます! 餃子とラーメンの組み合わせは黄金のバッテリーとして有名ですが、合体してしまった一杯には今まで僕の浅いラーメン人生の中にはありません。

ポップには「餃子の味のするラーメンです。ニラやキャベツ豚ひき肉が入っています」とのこと。

えと…、ラーメンなんだけど餃子の味がするってことは井の庄さんの高水準なラーメンはどこへ行くのか気になる一杯です。

もともと魚介の強い風味と旨みが自慢の一杯ですし、ベースがしっかりしている分餃子の味なんて加えることが出来るのかなど食べるまで疑問や楽しみが膨らみますね。

f:id:kumasi:20170428185621j:plain

ちなみに食べることが出来るのは平日の夜営業である17時から23時半までの間ですね。

せっかく食べようと思っても土日祝日やランチタイムに行っても食べることが出来ないので注意ですね。

イメージ写真だとネギが多めの醤油ラーメンのようなまとまりのある盛り付けですから、どこにこの限定ラーメンの秘密が隠されているのか画像だけでは測りかねます。

f:id:kumasi:20170428185652j:plain

やってきたのはこちらの一杯! おおぅ…!(;´▽`A`` なんだかイメージ画像の大人しい盛り付けと全く違って野趣溢れる豪快な盛りつけには驚かされます! キャベツとネギがとっても多いのでお野菜不足の一匹の雄(おす)としてはかなり嬉しい誤算です。

 

で、ラーメンのお味は…。か、辛い! そして餃子の味がする!(゚Д゚;) スープがほとんど緑色に見えるのですが、この色の正体は大量の挽肉とニラでした! すんごい親しみのある旨みが口の中で暴れますね。

思っていた以上に辣油が浮いていてかなり刺激的な味わいですが、食べられないという程の辛さではないので、辛いものが好きな人には心地よい刺激かなと思います。

それよりも驚かされたのは挽肉とニラの量が想像していた倍以上入っているので、麺を持ちあげた時に餃子の具が麺に思いっきり絡みつ、麺と餃子を一度にたべているような錯覚になって凄く面白いです(^◇^)b

 

正直アイデアとしては茶香つけ麺の方に軍配が上がるかと思いますが、実際に食べるとなると餃子MAXラーメンの方が遥かにインパクトがありますね。

餃子とラーメンを合わせるという発想は別に天才でなくとも思いつきそうですが、この一杯を実現する構成力は天才の域かと。

僕は餃子を食べる時は辣油も醤油も使わずにお酢を入れて食べるので、ラーメンにもちょっぴりお酢を垂らすと更に餃子を食べている感じが増します!

これは何歩も先を行くメニューというよりも半歩だけお客さんの想像を超えたラーメンゆえに理解もできるし、味わいに驚かされる素晴らしい一杯。

 

多分ビールとか好きな人であればこの餃子MAXラーメンは強くオススメできるかと。

僕は個人的に辛いものや太麺がさほど好きではないのですが、スープの工夫と味わいはピリ辛好きのあなたにはご馳走したくなります。

f:id:kumasi:20170428185634j:plainあと、夜限定のサイドメニューは「山椒スパイスダレ豚ごはん」となっていますが、僕はあまりスパイシーな食べ物は積極的に迎え入れないので、夜はラーメンだけの注文にしちゃいました(;^_^A

今季の限定メニューはお茶と餃子という題材を見事としか言いようのない形として食べる機会をくれた井の庄さんに感謝しつつ、ごちそうさまでした( ^)o(^ )b