牛骨らぁ麺マタドール 本店 贅沢焼牛つけ麺 北千住
北千住でございます。
こちらの駅から歩いて行けるお近くの駅である堀切駅はドラマ3年B組金八先生の舞台となっているので、ひと昔前のドラマのロケ地散歩までできる素敵な街ですよね。
そんな北千住に来ると食べてみたくなるお店が牛骨らぁ麺マタドールさんです。
限定やラーメンなどは食べたのですがつけ麺は食べたことが無かったので、一番楽しみにしていた一杯を食べて来ました(^◇^)b
この日は行列ができていましたが、つけ麺食べたい一心で並びました。
券売機も待っている席のすぐ隣だったのでパシャリ。 どのメニューもお高めの貴族のお客様をターゲットにしているかのようなスタイルなので、僕も貴族になったつもりで大人しく時に身をゆだねます。
待つこと数十分で、やってきました(^ω^) 相変わらず盛り付けも美しくて写メを撮るのも楽しくなってしまうお姿にテンション上がります♪
で、ラーメンのお味は…。とっても味の強いつけダレに細麺が絡んでとても美味しい逸品に思えます。
ラーメンのスープよりも旨みを強くしただけあって、ほんの少し麺に浸しただけでも旨みがいっぱいになるので、麺の量がとても少なく感じてしまう構成ですね。
ローストビーフは以前よりも大分火を通すスタイルに変わったので、しっとり感はなくなった半面、ビーフジャーキーのように噛みしめる程に旨みが出てくるタイプになってます。
味玉も品があって美味しいですねぇ( ^)o(^ )
ラーメンよりも大分味付けが強く、研究を重ねたというつけ汁。
牛のアキレスや牛骨に牛筋などを主軸に甘味や酸味コクをプラスした濃いめの出来とあり、つけ汁自体は味が濃すぎてスープみたいには飲めませんが、つけダレとしてはとっても素晴らしい美味しさです。
普段はスープ割りをしませんが、今回はスープ割りをお願いさせていただきました(^^♪
しかし、スープ割りをお願いして5分ほどたっても目の前の壮年のスタッフさんは「少々お待ちください」の一言からネギを切ったり、具材を見つめたりで、一向にスープ割りを一匹の雄に与えてくれる素振りを見せてくれません。
少々悩みましたが、ここは一言モノ申しました! 「あの…先ほどスープ割りをお願いしたのですが…(´;ω;`)」と! その一言に覚醒してくれたのか壮年のスタッフさんは「申し訳ありませんでした少々お待ちを!」と返してくれたので、一匹の雄もファニーフェイスで応えます。
そして月日は流れ…。というか3分ほど待ってもスープ割りは来ないのであった…(缶…じゃなくて完)
まぁ、最終的には店主の方が明らかに切ない顔している雄にそっとスープ割りを「少なければ言ってください。おかわりもあります」と提供してくれましたが、マグカップの中のスープ割りはたしかに非常に少なかったので、ちょっぴり割ってクピリと飲んでお店を出ました。
切ない…。このお店が先月寄った海新山さんの様な、おばあちゃん家のような雰囲気のお店なら10分くらい待っても全く苦になりませんが、行列ができるお店でのスープ割りを待つ8分は体感的相当長く、貴族のサロンに落ち武者が混ざっているような心境でした。
ですが、最近のラーメン屋さんの接客は改めて高水準だなぁとこんな機会にふと思えました。
あまりにも丁寧な接客を受け続けたせいで心が弱く繊細になっていましたが、たまには世間の厳しさを受け、今までのお店への感謝の念が復活する機会をくれたので、前向きに帰路につきました。 ごちそうさまでした。
ちなみに僕がスープ割り待機している時に壮年のスタッフさんに送ったファニーフェイスのモデルはこちら。
三十路の雄がこの顔をしていたことでスープ割りが来なかったのかもしれないと思う冬の夕暮れでした。(終われ)