牛塩ら~麺 麺屋武蔵 新宿総本店
夏休みも終盤にさしかかり、一度も夏休みの宿題をやりきったことのない僕にとってはなんとなく切ないシーズンです。
そんなわけで、最近はラーメンも久しぶりなので個性的な一杯がたべてたいなと思い、日頃からお世話になっている人と麺屋武蔵さんへ。
とりあえずつけ麺かなぁと思いましたが、限定というパネルが気になって押してみたらこんな一杯が…!(^o^;) 牛塩ら~麺2,030円 国産黒毛和牛A5サーロイン使用と。
たまには贅沢もしたいなと思うこともありますが、2000円超えると震えますね。
しかもお世話になっている人にもごちそうしたいと思っていたので、二杯だと4000円超えるという…。
でも、最近は節約していたし、個人的に5月と6月の散財でしばらく贅沢からもちょっぴり距離置いていたし食べてみたくて二枚ほどポチリ。
武蔵さんはいつ来ても活気あるし、インテリも独創性が高くて待ち時間も心地よい緊張感があって素敵です(*^_^*) 調味料はさほど多くはないけれど、味付けが鋭い一杯を提供してくれるので必要性も薄いですからね。
一時は今以上に行列が長くて、新宿でもナンバーワンというポジションや連日のメディアへの露出で立ち寄りづらいお店だった気もしますが、今は新宿でもうまい具合に人気店が増えて一強の店舗の時代ではないので、美味しいラーメン屋さんにも寄りやすくなったなぁと思いを巡らせちゃいます。
そしてやってきたのはこちら! 麺が見えない…! 盛り付けの豪快さも凄いですけど、器が金色で通常のモノよりも大きくて迫力がありますね(* ̄(エ) ̄*)b
一口食べる前からすでにエンターテイメント感があって嬉しくなります。
ちなみに、調理場の奥の方でお肉だけステーキのように丁寧に焼いていて、かなり限定性の裏側には手間暇と食材へのこだわりを感じます。
で、ラーメンのお味は…。今まで食べたトッピング史上最高に美味しいです。
普段なら顔文字で表現したい所ですが、全て探しても当てはまるモノがないほどの焼牛の美味しさに舌が軽いパニック起こしました。
僕は多分味覚のセンスは他の人よりも劣っている自覚はありますが、それでもこの美味しさには頬が緩みました(*´ω`*)
単純にお肉が良いというのもありますが、味付けにも丁寧さがあり、タレが美味しいので、ラーメンの上に載せるよりもご飯と一緒に食べたいなぁと言う思いもこみ上げますが、これほど一枚のお肉で人を喜ばせるラーメンが存在するということに驚きました。
ちなみに厚みも程よくありました。
あとはプチトマトの皮をむいたものや純白の味玉に白髪ネギなどの綺麗な盛り付けも、全体的に上品な味付けになってます。
スープは塩っぽくなく肉汁とタレの旨味も相まって醤油のような深みと甘みのあるスープになっているので塩ラーメンを食べているような気がしませんが、期待以上にスープ自体が美味しかったです♪
麺も限定用の細麺で、武蔵さんの平打気味の太麺ではなく、この一杯のために用意された麺なのでスープに具材・麺に至るまで本当に特別な一杯なんだなと思いました。
一緒に付き合ってくれた人も綺麗に食べてくれてましたし、喜んでくれたので、だれか大切な人を誘う時の切り札としてこの一杯はキープしておきたいなと思える一杯でした。
とても美味しかったです(^o^)b ごちそうさまでした♪
麺屋福丸 特製鴨だし白湯ラーメン 笹塚
鴨のお出汁のラーメン食べてきました。
以前、現地に足を運ぶことや現場の雰囲気を伝えることに関してお手本になるような記事を毎回書いている、じゃーなさんに今回の麺屋福丸さんを紹介していただき、ずっと食べたいなと思っていたお店です。
たまにラーメン記事を書かれるじゃーなさんですが、たまに書くだけに紹介されているラーメン店に間違いが無いという美味しさかサービスか何かが確実にずば抜けたお店を紹介してくれるので、安心して食べに行けます(*´ω`*)
ちょっと興奮しすぎて開店よりもずっと早く着いてしまったので、おしながきを眺めながらイメージトレーニングをします(* ̄(エ) ̄*)b 鴨だしという希少なジャンルで挑む福丸さんに対してワクワクします♪ 個人的にはつけ麺が好きですが、じゃーなさんがすでに美しいつけ麺(特製)をご賞味済みということもあり、今回は鴨だし白湯ラーメンをお願いしようと思い、開店一時間以上前についていたのでお散歩して過ごします。
おしながきよりも、写真というわかりやすい看板もあったのでパシャリ。
鴨だし醤油ラーメンがすごく美味しそうですが、鴨の白湯ラーメンは銀座の有名店でしか食べたことが無いですし、希少性を感じてしまいます。
あと、どの一杯も盛り付けが美しそうで楽しみになりますね♪
麺屋福丸さんの前にもこのテナントには六川さんというチャーシューの美味しいお店が一生懸命営業されていましたが、このような看板やポップなど外観に力を入れていなかったのが惜しいなと今でも思いますが、福丸さんはすでに外観から勝負に打って出ていますね! 素敵です。
お昼過ぎに下北沢まで散歩しからお店にお邪魔しましたが、とても繁盛している様子。
常連さんもいらっしゃるようで、新店舗とは思えぬ親しみやすさを感じますね^_^
店員さんは3名の体制で持ち場によって技量に差はあるのでしょうが、全員がまるで店主のようにお店を盛り上げ、丁寧な接客をしていて、待ち時間の段階で勉強になってしまうお店です。
一応卓上調味料もパシャリ。 清潔感とシンプルさを感じますね!
そしてやってきた一杯ののお姿がこちら。 美味しそうです(^o^)b ネギの存在感が外の写真よりも主張が強いので爽やかさを感じますが、実は鴨チャーシューも隠れているので、パット見た盛り付けでは鴨の存在感が薄れてしまっているのは勿体ないかなと思いました。
基本的に僕は盛り付けを崩すが画像は絶対に載せないので、福丸さんの美味しい鴨肉が登場時に潜んでいることは勿体無いと受け取るべきかサプライズとポジティブに捉えるかはお店に足を運んだあなたの感性か、次にまた来た時は鴨肉が上に乗っかっているか楽しみではあります♪
で、ラーメンのお味の方は…。 心地よいしょっぱさがあと引く洗練されたスープと舌触りと歯切れのよい麺という欠点を感じさせない上品なお味!Σ(´∀`;)
福丸さんで二度目の鴨白湯スープとの出会いですが、こちらのスープは野趣を感じさせる臭みを残さないで、品を感じさせる味わいの丁寧なスープのように感じました。
スープには甘みよりもしょっぱさに近い味わいではありますが、豚チャーシューが甘めの美味しい味付けなのでバランスの取り方が素敵です(* ̄(エ) ̄*)b 他にも鴨そぼろという珍しいトッピングも入っていて事前にこのそぼろが鴨だと言うことを知ってると知らないとではありがたみに差が出ますし、とても美味しかったので、今後機会があれば能書きもちょっぴり合った方が良いかなぁなんて思ったり。
正直、新店舗だからどんなアグレッシブな一杯が食べれるんだろうと思ってお邪魔したら、老舗のような丁寧な一杯と巡り会えてしまったのでちょっぴりギャップを感じましたが、美味しかったです♪
僕がお邪魔した時はかなり混んでいましたが、僕以降だれも入ってこないという貧乏神っぷりを発揮しつつも、接客の明るさや丁寧さにはとても嬉しい気持ちになりました。
空(す)いている時は出口を開けるまで丁寧に接していただけたので、ちょっぴりお姫様気分でお店を去る一匹の雄(おす)でした。
次は特選鴨だし醤油ラーメンを食べたいなとまた一つ笹塚・幡ヶ谷近辺に良いお店ができてしまったなと引っ越したくなる衝動を感じつつ帰りました。
ごちそうさまでした☆
二代目醤油らーめん司 幸楽苑
ふと気がついたら夏至が過ぎ去りし日になっていましたね(^_^;) つい先日までは心が潤う季節である春に散りゆく桜を眺めながら一面に広がる背脂のラーメンを連想したものですが、これからゆったりと日が短くなっていくのでしょうね。
まだ実感は湧きませんが…。まぁ、日が長かろうが短かろうが常に味に一貫性のあるチェーン店の一杯でも食べながら考える事をやめてしまう一匹の雄(おす)です。
それと、最近は個性的な一杯ばかり追い求めていた反動もあり、クラシックな一面もありつつも創業者への敬意から商品化されたという幸楽苑の珠玉の一杯である「二代目醤油らーめん司」をたべたいなぁとCMの影響でお店まで足を運びました。
結局、僕を動かしたのは季節感や雅な感性ではなく、大衆を扇動するCMで動いてしまうのがなんとも安っぽい行動原理なのがお恥ずかしいのですが、幸楽苑クオリティーの安心感にも信念を感じるので、これはこれで良しなのです(* ̄(エ) ̄*)b
さてと、とりあえずメニュー表をパラリ。
結構前にも司ラーメン食べたことがありますが、今回は二代目のようですね。
全然調べていませんが、デュラム粉ブレンド麺(特許申請)の麺に変更した所がパッと思いつく変更点ですかね。以前の麺も特注の細麺で通常のらーめんよりも美味しく感じましたが、新開発した麺の強みはそれ以上かもしれません。
個人的にもこのデュラム粉ブレンド麺の完成度はスゴイと思いますし、いっそのこと全てメニューをこの麺に変えてしまっていただきたいとすら思うほどです。
他にはメニュー表にも書かれていますが、スープも醤油の風味をぐっと高めたコク旨と書かれているように通常のらーめんよりも個人店並みのこだわりの深きスープでございます。
卓上調味料も一応パシャリ。餃子をセット注文するあなたのために一通り揃えておきました!(`・ω・´)ゞ という意思を感じてしまうラインナップ達。
それと、モバ麺倶楽部に入ると特典もありますから、デジタルネイティブと呼ばれるオーラを放つあなたはもちろん加入していますよね?(´(ェ)`)b 僕は加入していませんが。
そして説明無用の焼き餃子が到着。
うまいっす!(^o^) 毎回画像マシマシにしたいので欠かさず写メに取っておりますが、きつね色の焼き色が美しく、よほどのことが無い限り焦げ付いた餃子が来ないことも幸楽苑の特徴と言えましょう。
ついにやってきた二代目醤油らーめん司のお姿がこちら♪ 器にはナルトのようなデザインの雷文とスープに鎮座する実体のナルトというトッピング一つでノスタルジーな印象を受けますね。
そしてノリやチャーシューと青ネギというトッピングや盛り付け自体には最近のラーメン屋さんのトッピングに比べると派手さは無いけど、無駄を削いでいながらも貫禄を秘めたお姿には創業者の名を冠しただけはあるなと感じます。
で、らーめんのお味は…。かなり味の強さの源である魚介の風味の強い味わいの逸品。
煮干しや飛魚などのお魚さんから取った出汁の印象が強くて鶏ガラの印象が普通の醤油らーめんよりも感じにくくなっているので、オーソドックスなスタイルかと思いきや、けっこう好き嫌いが別れてしまう攻めの逸品のようにも思えました。
僕の父親は煮干し系や魚の出汁の主張が苦手なのでこの一杯を一口で、普通の一杯の方が良いかな(^_^;)という反応でしたが、その反面、お魚系の出汁を重視した味わいが好きだという言うあなたには強くオススメしてみたい一杯でもあります!
更にドアップの一枚もパシャリ。
長期熟成した醤油も味に強さと若干のトゲがあるため、一口目の美味しさは幸楽苑さんのメニューの中でも屈指の実力ですが、食べ進めた後半になると少し美味しさに慣れてしまいしょっぱさの方が気になってしまうかなぁというのが僕の個人的な感想です。
豚骨や野菜などもこのスープには入っているらしいのですが、お魚さんの勢力と醤油の力が勝りすぎているので、好みに合う人がこの一杯と巡り会えたなら、チェーン店離れした一杯いとの出会いに乾杯という素敵な一日の予感がする一杯でした。
こちらの一杯よりも値は張りますが、
味噌野菜らーめんのずば抜けた美味しさには及ばないかなとも思ってしまいました。
とにかく野菜を美味しく食べられる一杯には年配の方や女性受けも良いですが、二代目醤油ラーメン司さんも野菜などのトッピングが可能であれば味わいの強さも野菜の水分から出る優しい旨味でより美味しくなりそうだなと思いつつも、優秀な開発陣がそれを許していないということは二代目醤油らーめん司の完成度はプロが見ても高水準なんだろうなと一日思いにふけました。
たまに食べてみたくなる一杯です♪ ごちそうさまでした☆