散歩して本読んでラーメンで幸せ

散歩して本読んでラーメンで幸せ

散歩したり本を読んだりしてラーメンを食べて幸せになった時のことを日記にしてます。

紫くろ㐂 鴨とあさりの塩そば 池袋西武の全国味の逸品会

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くろ㐂さんの「紫」は毎週金曜日限定のお店で食べログランキングでも一位を取るほど評価の高いお店なのでいつかは行ってみたいと思っていましたが、今月の22日~28日の間。池袋の西武の7階のイベントで食べることが出来ました。

醤油も凄く美味しそうでしたが、折角なので限定の「鴨とあさりの塩そば」を食べました。並びは予想していたとおりありましたが、自宅から浅草橋へ行く交通費や移動時間を考えれば地元にイベントとはいえ出張してくださったことに感謝しつつ並びます('ω')

 

スープは浅利の旨味がたっぷり感じられて、美味しさの余韻がとても残るものです。

くろ㐂さんのすっきりとした隙の無いびしっとしたスープとは全然違う美味しさです!

僕個人の好みが貝の出汁のスープなので、くろ㐂さんが浅利を大量に使ったラーメンを作ってくれて、それを食べる機会に恵まれた自分の幸運にもうっとりしてしまいました。

具のスライスされたドライトマトは非常に薄いのにすごく味が濃いです。この薄さだからこそ良いのかもしれません。

そして分厚いメンマは前歯だと堅い! と思いきや噛み切る方向によって容易くばらけて食べやすい物です。繊維にそって食べることによって美味しさの変化を楽しめるのかも?

主役の鴨肉は肉厚です。たまに鴨チャーシューを提供してくれるお店もあり、美味しいながらも比較的豚肉のチャーシューに比べて大分薄いのが当たり前だと思っていたので、この鴨肉の厚さには驚きました。

噛みごたえが凄いです。しかしとても美味しい味付けがされていて噛み切り辛いことによって、長く鴨の旨味や丁寧な味付けを長く味わえます。

今までこれほど厚めに切られたレアな鴨肉は食べたことなかったので嬉しい( ^)o(^ )

あと、鴨肉だけでなく大量の浅利も具として入っています。そのうえ、これだけ浅利の身が入っているのに砂が入っている浅利が一つも無い辺りは、どれだけ下ごしらえを丁寧にしてくれているのかも分かります。さり気なく美味しさ以上の衝撃です。

麺はくろ㐂さんでおなじみの焙焼したふすまをたっぷり練り込んだ麺です。お蕎麦のような風味とラーメンの歯切れの良さを併せ持つ独創的なもので、美味しいです。

 

全体的にこんなに美味しいラーメンがあるんだなと感動するほど素敵な一杯。

唯一の個人的に残念だったのはラーメンの器です。スープが飲み難い器だったので最後までスープ飲みたかったのですが、一口くらい残ってしまいました(^-^;

普通の美味しさだったら食べやすい器なので全く文句無いのですが、くろ㐂さんのスープは最高に美味しいので、わずかでもスープを飲みきれない切なさが不満になりました。でも色々な人にとって食べやすい器なので全てのお客様のことを考えたら満点かもしれません♪

 

今度は浅草橋のお店に行って、また食べたくなりました。ごちそうさまでした(^◇^)