小麦と肉 桃の木 つけ麺ブルガリア(限定15食) 新宿御苑
このお店もネーミングセンスがキラリと光っていますね(*'ω'*)
メニューのセンスの輝きもこれまた他店にはない個性的な光沢を醸してます。
小麦と肉! まぁ、小麦を店名の最初に加えるだけあって、このお店のコンセプトは「麺」ですね。
柔らかさと腰を併せ持った平打ちの特製自家製麺が売りのようです。
武蔵のうどんに影響を受け、現在主流の濃厚つけ麺の対極からのお蕎麦やうどんを意識した一杯のようです。面白い試みですね(^◇^)
で、お味の方は…。ヨーグルトがかかってる! つけ汁の隠し味に入っているのかなぁと予想していただけにまさか麺にかぶせて来るとは…! 梅干し以上カリカリ梅未満の女子高生のキーホルダーサイズの僕の脳みそではこの展開は読めなかった!
そして案外美味しい(^^♪ といいますか、麺のコシは非常に強く本格的な美味しさなのでヨーグルトが邪…馬? いやいやコンセプトは斬新だけど麺のあまりの美味しさのナイスフォロー的な…。ピッコロのマントやターバンのようなスパイスでしょうか。
それと恐ろしく冷やしている麺の器。これは凄いサービスだと思います。
つけ汁は熱々で麺はキンキンに冷えた状態で最高のコシを発揮する状態で提供してくれるので美味しさと並んでアイデアが口に麺を運ぶ前から一匹の雄を震えさせます!
あと、食べ終わった後に調べたら、麺にもヨーグルトが混ぜ込められているそうです。
これって読み終えたミスリードの優秀な小説をもう一度よませるような感覚でもう一度訪問したくなりました(゚Д゚;)
つけ汁にはいっているお肉にも煮込みの時にヨーグルトが使われているようで一貫したブルガリアスタイルには頭が下がります。
つけ汁は酸味と旨みだけでなくちょっぴり辛みもあって斬新な味わいです。
伝統を大切にするうどんをコンセプトに置きながらユニークなアイデアを絡めるとは凄いです。それとブルガリアつけ麺のつけ汁には海老も入っていてお肉以外の主役をさり気なく投入するスタイルは変化球ピッチャーの様でいて、コシの強い麺という剛球もある二桁勝利投手のような一杯でした。
ちなみに桃の木さんは店員さんが全員女性のお店なので接客も柔らかくて丁寧です♪ 最近は男性の店員さんも総じて高い接客をなさるお店がほとんどですが、それでもまた女性特有の安心感のある接客は同性の女性客にはプラスに働くと思います。
色々と好奇心を刺激してくれた美味しい一杯でした。ごちそうさまです( ^)o(^ )b