昭和歌謡ショー チャーシューメン 都電荒川線庚申塚停留所
庚申塚です。
庚申塚と言っても場所の想像がしにくいかもしれませんね(;^_^A
山の手線で言うと大塚駅と巣鴨駅の間くらいの場所で、都営三田線を利用されているなら、西巣鴨駅から10分くらいです。
お散歩を楽しむのなら巣鴨駅で降りて、地蔵通り商店街を歩きながら行けば心理的な距離感は短いと思いますし、地図を見ながら景色にこだわらないなら大塚駅から歩くのも手かもしれませんね(^◇^)b
お店の名前は僕のお邪魔した中でも記憶に残る強さが上位のお店です。
何といっても飲食店なのに「昭和歌謡ショー」という屋号ですからね♪
今年高田純次さんの散歩番組でもこのお店は紹介されていましたし、素朴なルックスのラーメンに魅力を感じたものです。
で、ラーメンのお味は…。!?(゚Д゚;) 見た目と大分違う美味しさです。
まずは麺を覆うようなチャーシューは一見すると懐かしさを感じさせてくれる、スープにお肉の旨みが移っちゃっているからパサついた予想のできる味なんだよね♪ と口に入れると、あれ? 全くパサついてない食感とわずかな脂身が上品にとろける美味しいお肉に驚かされました。
そしてスープも透明感があり今度こそ昔ながらの醤油の味わいが先導するオールドタイプの味わいだろうと飲んでみると、これも醤油以上にお出汁の旨みが効いたかなり新しいタイプの、ハッキリいってめちゃくちゃ好みの美味しいスープです。
正直見た目は古さを感じさせるお姿ながら味わいは今のラーメン好きを魅了する洗練された味です。
見た目が良い感じのおじいちゃんだなぁとお声かけしたらサイボーグおじいちゃんだったくらいの衝撃を受けるお店でした(^ω^)
あと、この昭和歌謡ショーさんのラーメンは全部無化調のようです。
だから懐かしさを感じなかったとも言えますし、思い出の味はたしかに美しいしたまに食べたくなりますが、結構化学調味料の恩恵と野菜やお肉の総合的な味わいだったので、丁寧に出汁の旨みを追及した現代のラーメンの方が正直僕は好きなのです。
昨今のこだわりの行き過ぎたラーメンは原価率も高く、商売として厳しい戦いを強いられているとは思いますが、そんな中をのらりくらりと泳ぎ続けるこんなお店は何度も通いたくなるなぁと思う一日でした☆彡